大きくする 標準 小さくする

掲示板:掲示板

プレーヤー、マネージャーの皆さん、お疲れ様でした。

名前:OBのいちばん長い日@神鍋日付:2014/08/07 19:07:11

去年の夏に6回生6人が抜け、秋からの新体制はやむなく7人制ラグビーからのスタート。来る西医体に向けて人数を揃えるべく勧誘に全精力を費やした4月。奇跡的に4人を確保し、なんとか練習試合ができる状態になった5月。怪我人が出るのはしかたがないとしても、人数不足からくる無理な復帰と怪我の再発の悪循環に悩んだ6月・7月。いつ気持ちが切れてしまってもおかしくない状況であっても、前向きに取り組んだ今年の活動は長い目で見ればきっとクラブの財産となるでしょう。
試合であるが、まずはレオ君に感謝。膝の状態が戻らず、本業に出場できなかった悔しさは計り知れないほどであったろうけれども、少なくとも我々の前ではそんな複雑な思いを表に出さず、快くピッチに立ち続けてくれたレオ君、ありがとう。1回でもプレーに参加してしまうと膝が壊れること必至にも関わらず、いざとなれば体を張ってタックルに行ってしまいかねない彼の心根を思い、最後までハラハラして観ておりました。
同点で折り返した前半。後半の入りも良く、1回生ウィング・一真のトライで滋賀が先に点を取ったときには、もう応援団のボルテージはMax !! このトライ、もちろん、40メートル近くを走りきった一真も褒めるべきだが、その前のラストパスを放った大也のプレーを忘れてはならない。負けて言うことではないかもしれないが、個人的には大也のパフォーマンスは秀逸だったと思う。試合前、数少ないチャンスが来たならば、勝負できる人間として、勝負を仕掛けてきっちり抜き、すべてトライまで持って行くと決意してピッチに入っていった大也。6回生としての責任感、瞬時にマークをずらす技術力、研ぎ澄まされた集中力、これらのすべてが詰まった素晴らしいトライだった。結果的には、勝利を決定づけることはできなかったけれども、「外に展開してトライを取る」。藤崎を中心にバックスがこだわってきたことが形になった瞬間だった。次世代がそのスピリットを受け継いでくれることを願って止まない。バックス出身なものでついバックスの記載ばかりになってしまったが、フォワードの頑張りについてはまた稿を改めたい。昨年から4人もメンツが抜けた中、限られた時間のなかでよくまとまった。特に、たけるときんちゃんのこれからの活躍に期待したい(この短期間に2度の負傷を経験した、おおいmanは言うに及ばず)。
 この1年、西医体のピッチに戻ってくるまでには多くの苦難がありましたが、最後を締めくくる舞台でチームとしてラグビーができたことは一人一人の思いが結集できた証だと思います。今年は一試合も勝てませんでしたが、最後の最後、負けずに終わったことを誇りに胸を張って滋賀に帰ってきて下さい。6回生、それから幹部学年、ホントにお疲れ様でした。